2010年10月25日

陶器の修復

何年も前に三上 亮さんが釜出しの時に
恐らく一番お気に入りであったと思われる
それはそれは素晴らしいぐい呑みをいただいた。

大事に使っていたのだが洗っている時
誤って落としてしまい破損させてしまった。

その時の呆然さは今でもしっかり覚えている。

三上さんにその旨話したら
「修復できるかも知れないから出来るだけ破片残らず取り揃えておいて」
と言う。

小さな破片も集めて見てもらったら何とかなると言うではないか。
天にも昇った様な心持ちとはこのことのように思った。

気に入ってる酒器の中でも一番に思えるぐい呑みが修復されて
手渡された時はほんとに嬉しかった。

陶器の修復を完璧にするには相当の技術もいるし
作陶と同じくらい難しい。
いや、それ以上に難儀なのではないか。

接着剤、にかわ、漆、金など、いろいろな材料を使ってのことなのだろうけど
出来上がった姿を見ると修復の跡がそれはそれで芸術性を帯び
少し凄味も加わりこれまた以前にも増して
愛着を覚えるようになるから不思議だ。

酒器は四季に応じて使い分けているが
このぐい呑みは寒い時期に冷やで飲む時に一番のお気に入りなので
それこそ今度は割らないようにと気を遣っている。


001.jpg
これ以上の形はないぐらいの姿。


002.jpg
修復の跡もむしろ魅力が増す要因になっているのが不思議。
破片の無い所は金で補っているのがお分かりでしょうか。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 06:01 | 神奈川 ☔ | 【陶】−焼き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

白いマグカップ

日曜日に三上 亮さん見えて素敵なマグカップをいただいた。
見事なモダニズム。

彼の作陶には老齢作家が作るような歴史観に裏打ちされた重厚なものも多いが
一方、この様な近代的センスを現した作品も手の内に秘めており
見てるだけでも楽しくなる。

用途範囲が広く、正に用の美“用美”がぴったりだ。
変幻自在に重厚感とモダニズムを合成させる技芸はさすがだ。


白いマグカップ001.jpg
カーチャンのと二人分いただいた。


白いマグカップ002.jpg
一番初めに茶を入れてみた。色合いが清々しい。
力量感に溢れる取っ手を握ると握り返してくるような力強さが頼もしい。


白いマグカップ003.jpg
小文字で r のサイン入り。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 09:07 | 神奈川 ☁ | 【陶】−焼き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月10日

三上 亮さんの皿 二題

ガラス象嵌のあわび皿と木槌打ちの角皿。
科学的根拠を基に歴史観を踏襲した重厚な作陶。

この皿を前にすると何を盛り込もうかと楽しい思案時になる。
根魚の薄造りはとても映えますね。

イメージを感じ取っていただけたら。


001.jpg

002.jpg

003.jpg

004.jpg


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 14:09 | 神奈川 ☁ | 【陶】−焼き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

花瓶と壁飾り

大分前にあまりの釣りバカぶりを見かねてか、
三上 亮さんが魚をモチーフにした焼き物のリリーフを作ってくれました。

左側に目が2つ付いているのでヒラメですね。

いつも壁に掛け悦にいってるんですが
そう言えばヒラメ、ここのところ釣れないなぁ。

それと白色の花瓶、ふっくらして色合いも良く花を入れなくても
すっと立っている姿がとても良い雰囲気です。

先にも書いた様に実像からは温もりを感じさせるとても素敵な作品です。


img001.jpg
ちょっといいでしょ。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 11:04 | 神奈川 ☁ | 【陶】−焼き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

温もりのある陶器

私の酒徒に三上 亮さんという陶芸作家がいる。

母校東京芸術大学の准教授を勤め、自らの手で陶窯を築き作陶に力を注ぎ
素晴らしい作品の数々を手がけている。

自分で言うのも何だが、陶器はそこそこの見方をするつもりではいるのだが
彼の作品はひと言で表すと、温かさが感じられる。

使用する人の心の中にまで入り込んで
ほのぼのとした温もりを与える焼物はそうはない。

彼の内面的なものが作品に表れるのだろう。

だから時々東京の三越などで開く個展には大勢のファンが訪れ
お気に入りの作品を購入していく。
決して安価なものではないのだが。

岩清水の如く清澄な酒を彼の酒器で酌み交わせば、
酒徒としてこれ以上の事はない。
もちろん船頭の釣果が肴であることは言うまでもなし。

きっときと(富山弁で新鮮という意味)の釣った魚を調理し、
お気に入りの器に盛り、
お気に入りの酒器に岩清水を注ぎ、
至福のひと時。

釣り師でなければ適わないことだ。

10.06.01_温もりのある陶器.jpg
三上 亮さんの酒器
温もりが感じられます。 船頭の宝物。


後日酒器以外の作陶もご紹介する予定です。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 09:58 | 🌁 | 【陶】−焼き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする