2013年04月27日

廃れゆく地方都市

車旅を40年も続けていると同じ所へ何度も行くことも多くなる。
従ってその移り変わりも肌で感じ取ることができる。
国全体の人口数が減ってきているし今後も減り続けるであろうことから
それらの歪みが地方都市全体に現れているように見える。

札幌のように人口が増えている地方都市もあるが大都市だからだろう。
これは東京都同様、人々が小さな市町村から大都市に流入してるからで
つまり一極集中型になってその分ますます小さな地方都市は人が減り続ける。

車旅ではできるだけその地の鉄道の一番大きな駅を見るようにしてる。
ここを見ると一番よくわかるから。
主にJRの駅になるのだがとにかく人がいない。
当然街中にも。
これで果たして財政が持つのだろうかとさえ思われる所がほとんどで
こればかりは旅人の心を寂しくさせる。
高度経済政策のブラックの部分だろう。

北海道で見れば札幌が一人勝ちで
旭川や函館の大きな都市でさえも人口は減り続けている。

旅先の街中を歩く時アーケード街を見つけては散策してみるのだが
ほとんどが申し合わせたようなシャッター街になって
ほんとに見るに忍びない。
そしてここの商店のそれぞれが活況をきたし
沢山の人々が所狭しと歩いている光景を想像してみたりもするのだが。

これらの状況は今後改善される気運もないことから
これ以上酷い姿になって夕張市のような結末を辿る所も
出てくる可能性は十分過ぎるほどある。

国全体がそもそもの行政を
こんな面からも考え直す時期にあるように思えてならない。
大都市だけが潤い地方都市が衰退し続ければ
何れはそのツケが大都市にも跳ね返ってくることは至極明白なのだから。

車旅をしながらその実状を見るにつけいつもこんなことを考えてしまいます。


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posted by ダボさん at 11:18 | 神奈川 ☀ | 【旅】−旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

カーフェリー(4)

先日の北海道行きも仙台から「きそ」に乗船した。

ところで長距離フェリーの船足はどのぐらいだかご存知ですか。
「きそ」は太平洋フェリーだが帰路の新日本海フェリーの船も含め
巡航速度はおおよそ20〜23ノット。
中には30ノットなんてのもある。

小型船舶をも凌ぐ速度だ。
全長約200m1万6千〜2万トンほどの巨体は
桟橋で見るとまるで巨大なビルディングだ。

この巨体を高速で走らせるのだから
シリンダー1本がドラム缶ほどもあるのは当然だろうけど
それにしても人知とは凄いものだ。

このフェリーを単なる移動手段と捉えてしまうと退屈の連続で楽しさが見出せず
むしろ苦痛の時間帯になってしまうが
船が好き、海が好きとなると全く逆の思いになって
乗船そのものが旅の一つの目的すらなる。

海を眺めながらレストランでの飲食はここでしかできない醍醐味で
これだけでも楽しい。

それとね、ベッドに横になると何とも心地良い揺れに身を委ねられる。
海が荒れていてもそれはそれで良い。

船と同じ様な揺れをする電動ベッドなるものを
売り出せばヒット商品になるかも。
そしたら直ぐに買っちゃうかもなぁ。


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posted by ダボさん at 08:59 | 神奈川 | 【旅】−旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月07日

カーフェリー(3)

当時以前のカーフェリーには通信業務を司る部所があって
ここの長になるべく猛烈に勉強し国家試験に合格して
間もなくモールス信号を使わなくなり通信がデジタル化してしまったが
それでもまだ通信長の職席はあったようだ。

北九州出身の人で波長がよく合った。
レストラン業務をしたりルームサービスに回ったり
フェリーのクルーは自分の持ち場の仕事が済むと率先して
どの部所にでも出向き下船時通信長が
今日はカフェでラーメンまで作ったよ、なんて言ってたのも懐かしい思い出だ。

(次回に続く)


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posted by ダボさん at 11:41 | 神奈川 ☁ | 【旅】−旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月06日

カーフェリー(2)

エントランスホールと異なり無機質な鉄の階段を降り切ったそれより
下は海水といった所に機関室はある。

階段の降り口には部外者立入禁止の表示がされていた。
機関室に一般の人は入れないのだと耳に柱を詰めてる機関長から聞いた。

とにかく物凄い騒音で話がほとんど通じない。
ドラム缶のようなシリンダー?が何本も並び、そこが騒音の発生源。

何とか聞き取れた話だが機関のコントロールを見ていると
今日のキャプテンは誰かが分かるそうだ。
コントロールのやり方に癖や特長が出るのだと言う。

騒音にくたびれて15分もいられず出て来たが
フェリーの中では一番きついのではと思われる機関室での業務。
いつもフェリーに乗る度大変な仕事を
船底でされてるクルーに頭が下がる思いだ。

ちなみに現在東日本フェリーは存在しない。
従ってそのクルーの人達とも年賀状だけのやり取りになってしまった。

(次回に続く)


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posted by ダボさん at 09:10 | 神奈川 ☀ | 【旅】−旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

カーフェリー(1)

夢のある移動手段カーフェリー。
初めて乗ったのはいつだったか失念したが
東日本フェリーの青森と函館航路だった。

九州や四国と違って陸続きでない北海道は
津軽海峡を船で渡らなければならずスローな時間を必要とする。

ところがこの青函フェリーの所用時間は4時間弱の中途半端で
船旅を満喫するには少々物足りず運賃も長距離フェリーと比べ割高だ。

そのようなことから後に今は無き東日本フェリーの
長距離航路を使うようになった。
新潟と室蘭を結ぶ東日本フェリーの「れいんぼうべる」を使うことが多く
ひょんなことからこの船のキャプテンや一等航海士、
それに通信長と知り合うことになり
特別楽しく乗船したことが良い思い出として鮮明な記憶に残っている。

夜の出港で離岸時からブリッジに案内してもらい
室蘭の白鳥大橋をくぐる時は正に幻想的で
真っ暗なブリッジ内は沢山の液晶モニターの青白い光だけ。

昔の船は大きな舵輪が付いていたがダボハゼ丸ほどの大きさで
ステアリングと言った方が良いような小さなのがあるだけ。
それを一等航海士が手にしてた。

一時間もブリッジにいて、それじゃあ機関室に案内すると、通信長が言う。

(次回に続く)


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posted by ダボさん at 09:14 | 神奈川 ☀ | 【旅】−旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする