2010年05月12日

シャフト船について

1軸インボート(シャフト船)のことを少し記してみます。

“10ノット程で魚探を覗きながら船を走らせ魚群を見つけた”
こんな時その真上に船を乗せたいですね。
シャフト船はこれがめっぽう苦手です。

魚群が魚探の右端に出た時は急いでアスターンを掛けるけれど行き過ぎてしまう。
これを元の位置に戻すのは至難の業。
何しろ小回りは全く苦手ときている。
これが船外機やドライブ船なら推進機そのものが向きを変えるから
極端に言えばその位置で回転可能だからポイント上にぴたり乗せられる。

インボートも2軸あればこれが可能だが、一般には1軸だ。
だから余程大きな魚群なら別だが小さい群はたいがいあきらめざるを得ない。

ダボハゼ丸は高速艇仕様になっているから
舵自体も一般のインボート艇の半分の面積しかない。

つまり普通舵はプロペラの直径いっぱいまで、あるいはそれ以上カバーしてるが
水の抵抗を減らすためにプロペラの半径分しか賄っていない。
後進の舵なんてまるで利かない。
少しでも風があると舵を切っても反対向きに後進したりする。

時々マリーナの桟橋に入れそびれた時などは修正がきかず

(あのへたっぴ何やってんだ)

なんて見られてしまう。

そのかわり直進性はバツグンだ。
スローで直進してもふらつきは全くない。
これはインボートの良いところ。
でもこれもそれも慣れてしまえばどうにでもなる。

6年前に静岡ヤンマーから購入し進水した時
マリーナの給油桟橋から後進でスターンを南西に振れるように舵を切ったら
北東に向いてしまってどうにもならなかった。

一瞬えらい船買っちゃった、と思った。
その時同乗してた静岡ヤンマーのHさんが

「慣れですよ、慣れ慣れ」

と言った事が昨日の事のように思い出します。

なるほど慣れちゃいました。
もぉー大丈夫!

もっともあの時の南西風はけっこう吹いてたけど。

ダボさんも色々船に乗ってきたけどやはりインボートが一番いいなぁ。

そうそう、Hさん、、いい人ですよ〜。


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posted by ダボさん at 10:29 | 🌁 | 【釣】−船の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

風に立つ船

先日漁船タイプの船について触れましたが(5月7日付「船の選択」)
もう少し補足してみます。

バウがドッシリ君、スターンが尻軽女と表現しました。
具体的に言うとバウの船底形状が深いV形になっていること。
これは風に対して左右のふらつきを水の抵抗面積を大きくして
押さえる役目をします。

一方スターンの船底形状はフラットで尚かつ出艫があること。
フラットな船底は風に対して横に動きやすくなります。

極端に言えばバウは微動だにせず中心となり、
それを基点にしスターンがふらふら横滑りする
(実際はバウが中心になる船なんてありません。
もっと中心は後寄りになりますが原理として)のが理想ではあります。

で、これに出艫があれば鬼に金棒。
スターンデッキの最後部の下部が海面に接してない部分が出艫ですが
ここにスパンカーマストを立てスパンカーを展開すると
真下には抵抗となる水面がないから
言わばテコの原理が働きスターン部を動きやすくできる訳です。

もうひとつ重要な事は、上部構造物は低く小さくスターン寄りにある事。
これは風力をできるだけ後部で受けたいからです。
さらに理想を言えばエンジンの位置はドッシリ君に。
従って前寄りが理想な訳でその事からすれば
スターンドライブ船よりシャフト船の方が理にかなっていますね。

他は風の支点、船底の水面下の支点などのややこしい計算は略します。


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posted by ダボさん at 16:02 | ☁ | 【釣】−船の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

船の選択

船のオーナーになって何年かたつと他の船のことが気になりだしたりしませんか。

えぇ〜、、気になんかならないって?

そういう人は今遊んであげないからあっち行っててちょうだい。


今まで3ヶ所程のマリーナを転々としてきましたが
何でもできる船が一番多いように思えます。

つまり家族サービスができて、キャビンでそこそこの宴会も可能、
快適にクルージングもできる。
そして魚釣りもこなせる。
言わばオールマイティな船が一番多いように見受けられます。

しかしこれらのオーナーの方の中には釣りに重点を置いた船に
興味を示される方もいらっしゃるようです。

で、ちょっとだけお役に立てればと漁船タイプ(つまり今の第三ダボハゼ丸)
の船について記してみます。

全ての沖釣りを苦なくこなせるのは今のところ漁船タイプしか見当たりません。
沖釣り全般をこなす、要はスパンカーの効果が大ということ。

ではどの様な船がスパンカーが利くのか。

これを書くと長文になってしまうので割愛しますが、一言でいうと
バウがドッシリ君、スターンが尻軽女、

これに尽きます。

バウは簡単にはフラフラせずスターンは少しの風にもすぐに尻を振る。
従ってスパンカーが利く。
スパンカーが利けばバウは風に立つ。
風に立てば操船で釣糸を真っ直ぐ下ろせる。
真っ直ぐなラインからは魚の当たりがよく取れる。

と、こうなります。

漁船タイプの中古艇を購入する時は
マルチクラッチ(微速装置)が付いている場合が多いのですが
この擦り減り具合に注意が必要です。
つまり半クラッチの状態で操船する訳ですから。

ご参考になられたら幸いです。


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posted by ダボさん at 14:42 | ☁ | 【釣】−船の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする