2014年02月22日

恐怖のダイビング

先日バリ島でのダイビング事故のこと書きましたがもう1本。

わたしが潜水病で耳を悪くして止めてからしばらく経った1987年に
山梨県の忍野八海の湧池(わくいけ)で痛ましい事故があった。

湧池につながる洞窟撮影でテレビ朝日関係のカメラマンと照明の2人が
行方不明になって亡くなった事故。
ご存知だったですか。
身近かなことだったので痛恨の極みだったのを思い出した。

かなり複雑な迷路のような洞窟内を命綱を付けず入り込んで
戻る方向がわからなくなりエアーカット。
この時のご本人2人の恐怖感は幾ばくであったことかと思う。

長年ダイビングをしてた身には
自分がそうなった時のような怖さがひしひしと迫ってくる。

水中は何もなければ至って平常心でいられるが
何か少しでも違ったことがあったりすると
陸上ではどうってことのないようなことでも少しばかり呼吸は荒くなり
心臓がドキドキしてその分エアー消費も増す。

ましてや帰路がわからなくなったなんて時は最大のパニックで
恐らく心臓はドックンドックンでたちまちエアー消費が増大し
タンク内150気圧のエアーはすぐに使い切ってしまう。
リザーブバブルという非常用レバーを引けば
少しの間はエアーが出るが僅かしかない。

想像のつかない真暗なとてつもない恐怖心であったことが
ダイビング経験者として手に取るようにわかる。

5日後に遺体で発見されたが当時のニュースを思い出した。


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posted by ダボさん at 13:57 | 神奈川 ☁ | 【釣】−海の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月19日

ダイビング事故

ダイビングを初めて経験する時
船上でこんなに重装備して海中で身動きとれるのかと不安になる程だけど
浮力をゼロに調整した海中では自由に動けるし
呼吸も口からだけだが思うようにできる。

慣れてしまえば陸上と変わらない。
その結果違和感や恐怖心さえ麻痺してしまうのがダイビングの落とし穴。

当時、今の沖釣りほどのめり込んでいた時は
バリ島の今回の事故現場とよく似た潮流の下田沖は
神子元島へカンパチを捕りに行ってたが下田港のベテラン船頭の船だった。

自分の船では操船が難しく
つまり今回のような事故になる可能性が十分あったからに他ならない。

数人で同じ位置から海に入り10mほどの範囲に固まって行動する。
船頭はエアーの泡を追ってダイバーの真上に船が位置するよう操船するのだが
ダイバーが固まっていないとエアーの泡を見失ってしまう。
一ヶ所からの大量の泡が何よりの目印になるからだ。

もっともカンパチのポイントに入れば
全員がカジメや岩に掴まりカンパチの回遊を待つことになるから
こうなると船頭は気を抜くことができる。

水深20〜30mの海底から海面の船底が豆粒のように見えるし
ペラがクルックルッと回転してるのさえも確認できるほどの透明さがあって
今では考えられない。

捕ったカンパチは下田漁協で買い取ってくれたし
アワビ、サザエは採り放題で船頭も見て見ぬふりだった。
今では海の中で取れるのは写真だけになってしまったから
ダイバーの楽しさは当時と比べものにならない。

カンパチをアメリカのボイト社製の大形水中銃で捕るのだが
1匹捕るとステンレス製の矢柄は湾曲し
後にローラーにかけてセンターを出すのだが大体が真っ直ぐ飛ばなくなる。

話が事故と離れてしまった。

今回の事故も自然環境や何かが原因し操船者がダイバーの位置を見失ったか
ダイバー同士が離れて行動してたかではないのか。


001.jpg
この事故を知った時、助かる確率は低いと思ってたが
無事な人達がいてほんとに良かった。


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posted by ダボさん at 12:01 | 神奈川 ☁ | 【釣】−海の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

危険なダイビング

海中にあっても少し時間が経つと
陸上にいるのと同じような錯覚に陥ってしまうことがしばしばある。

たぶん普通に呼吸できるからだと思うが
その反面ちょっとしたことにドキッとすることもあって
ダイバーの多くは海中で多少の神経質にはなっているものだ。

先日、山梨県の忍野八海についてホームページで見る機会があり
その時初めて知ったのだが、見ていたサイトの中の一つにこんな記事があった。

八海の一つ湧池にテレビ朝日系番組の収録の為、
カメラマン2人が洞窟撮影で潜水したきり浮上しなかった事故があったとか。
1987年のことだ。

5日後に2人とも遺体で発見されたと書いてあったが
海中でも同じ事が言えるのだが、洞窟のダイビングは一番危険を伴い
一般には命綱を付けて出口が分かる状態で行うのに
この2人はそれをしてなく洞窟内で道迷いになって
出口の方向が分からなくなりタンクの空気が無くなったようだ。

しかしこの様な場合、空気が無くなる前に猛烈なパニック状態に陥り
ショック死してしまうケースもある。

生命線の空気が減っていく中
頭上に浮上出来ない恐ろしさはダイビング経験者なら想像がつく。
重大な事故にはならなくとも、その一歩手前なんてことはよくあることだ。

仲間が海底に捨てられた魚網に
タンクのバルブが絡んでしまい重くて浮上出来なかったのを
何人もでダイバーナイフで網を切って助けたなんてこともあったし、
岩穴にやはりバルブが引っ掛かり
後にも先にも進めない仲間を助けたこともあった。

当人はしばらく潜ることが出来ないほどのショックを受けたようだった。

楽しい海中散歩も実は危険と隣り合わせのこと
重ね重ね肝に銘じておく必要がある。

忍野八海の事故を読んで過去にあった危険を思い出しました。


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posted by ダボさん at 10:28 | 神奈川 ☁ | 【釣】−海の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

西伊豆の海と駿河湾西部の海

下田温泉の少し北に蓮台寺温泉がある。
下田市街には源泉は無く
下田温泉株式会社が蓮台寺温泉から引湯して供給している。
ご存知でしたか。

ダイビングで悪さをしている時、常宿にしていたのが蓮台寺温泉の清流荘。
大きな源泉を持った25mの温泉プールもある落ち着いた和風旅館で
板長がいつも料理のサービスをしてくれたし
仲居のトシ子さん、そして女将さんもとても良くしてくれた。

当時一般の部で水泳の県大会自由形に出てた程入れ込んでたので
ここのプールは魅力満点だったし、
当時所有していたボートの船名も「クロールストローク」なんて付けるくらい
えらく格好よかった。

今のダボハゼ丸とは大違い。

ここに連泊し稲生沢河口に船を係留し悪さの基地にしてた。

沼津のマリーナから大瀬崎をかわし南下して行く時
バウスプリットから足を投げ出し海底を見ると
ごろごろとした丸みのある大きな石が次々と過ぎていく様子は飽きなかった。

自分が舵を持たないでこんな船の楽しみ方もあるが、
ある時、洗岩にドライブを当ててしまい、えらい目に遭ったこともある。
BANなんて無かったし。

ところでこの西伊豆の海と今テリトリーにしてる湾西部の海とは
何故こうも様子が違うのか。
全く別の海のようだ。

西伊豆は岩礁帯、こちらは砂泥地。
大きな河川の有無が原因だろうが相模湾でもこんな様子は見られない。
だからこちら側の海へ潜ったってきっとおもしろくないですね。

魚釣りはどちらでもいいですが。
いずれにしても駿河湾、相当汚れてきてますよ。
早急に手を打たないと。

担当のお役人さん、そこんとこ宜しく。


001.jpg
プリントからの転写の為ボケてます。
清流荘へ行く途中の夏のある日ダイビング仲間と雲見で。
(ン十年前の遠い遠い昔)
中央の船長帽を被った“男前”がダボ船頭。


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posted by ダボさん at 09:59 | 神奈川 ☀ | 【釣】−海の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月19日

電気クラゲ(カツオノエボシ)

遠い日の今頃、西伊豆雲見の海岸で素潜りの悪さをしていた時
クラゲにやられたことがある。

水深5mにも満たない場所の素潜りでトコブシやシッタカ採りをしていた時
いきなり全身が殴られた様なドカーンという衝撃を受けた。

何が何だかさっぱり分からず全身が痺れてる。
少しばかりパニックになるような強烈さ。

近くの岩場に上がるのがやっとで肩から脇腹、太股にかけて
半透明の細い紐状の中に紫色のつぶつぶの付いたものが
ぴたっとへばり付いている。

直ぐにカツオノエボシと分かったがどうやって取り除いたらいいものか、
手が付けられないとはこの事だ。

仕方なく親指と人差し指でつまみながら剥がしていくとすぐちぎれてしまい
全部取り去るまで随分時間がかかった。

当然指も痛くなるが背に腹は変えられず
その後は海水で何回も洗ったがしばらくは痛かった。

紫色のつぶつぶが当たったとこと全部赤い斑点になり
数え切れない数でその個所に痛みを感じる。

貝採りの天罰でも当たったか。

今の時期、くれぐれもご注意くださいね。
海面、海中では余程注意してないと見え難いのも困りものです。


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posted by ダボさん at 09:22 | 神奈川 ☁ | 【釣】−海の履歴書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする