近くの漁業組合なのかしら。
漁場を枯渇から守るべくの取り決めは多いに賛同できる。
が、しかし驚いたことに
この擁護されてるはずの場所にシラス網漁船が入ってる。
しかも多数船で。
周知の如くシラス名の魚は存在せずカタクチイワシの稚魚幼魚ですね。
これを捕食する中小の魚が集まり
その中小の魚を補食する大形魚が入ってくる食物連鎖で生態系は保たれている。
この一番の基になるシラスを捕ってしまえば
そこには他の魚が少なくなるのは当然の成り行きで
何のための釣り時間の制限なのか。
或いは管理者が現状把握をしてないだろうか。
素朴な疑問を覚える。
しかも今回は100m以深の所まで操船してるから尚更驚き。
これで鯛場は守られているのだろうか。
さて本題です。
お馴染みのカンコ。
標準和名をウッカリカサゴ。
何とまぁダイレクトな魚名を付けたもので
その経緯は魚類学者が当初浅場のカサゴと同種としてたが
その後の調べで別種であることがわかった。
学者自身が、いやぁー実にうっかりしてたなぁと、
でウッカリカサゴ。
ジョークのような話だがこれが真実。
ユーモアを得意としない日本人には実に微笑ましい話内容ではありませんか。
で、今回そのウッカリカサゴの1kgを釣った。
昆布締めが実に旨い。



