二人して
「コレ、ナンダベカ?」
なんてことは無かったが土曜日に大谷沖アカムツポイントで釣り上げたのは
二人共
「? ? ?」
相変わらずの海の汚れはやっぱりというか相変わらずで底物は芳しくない中で
250m立ちで一瞬根掛かりのような後、重量感あるグングン、グィーンときた。
この時点で「アラ」の良形と思ったが確信は持てず
お得意の腕クッションをきかせながら巻き上げてきたら
5mほど先にボコッと浮き上がった。
「ムムッ、アラとはちょっと違うぞ」
Aさんのタモに入ったのは今までに見たこともない、ナンダコリャー。
二人共わからない。
オオカミウオを優しくしたような姿、顔付き。
帰ってから10冊ほどの魚類図鑑の中でたった一冊だけ掲載されてた。
「ヨロイイタチウオ」
パソコンでも同様のことが出てた。
当初はチコダラ科の一種かと思ったが何となく違うし
鰓に鋭い3本の棘があるのが決め手になった。
顔付きはヌボーっとして外観は少しも旨そうに見えないが
とにかく初めて見る魚だったからわくわくしながら持ち帰った。
それではとぬるを取り鱗を取り三枚におろし昆布締めにする。
昆布締めの味は次回に。

厳しい状況の中、Aさん一匹収穫。

釣り上げた時はナンダコリャー。

こんな容姿してます。1.7kgあった。

かなり詳しく出てる東海大学の図鑑にも未掲載だった。


唯一この図鑑に出てた。


