2014年05月12日

山菜採りで村上へ

新潟県最北の街、村上市をベースにした山菜採りは毎年の行事。
5月8日から2泊で行ってきた。
山菜を早く持ち帰るため長居はできない。

積雪に痛めつけられ越冬した根から芽生える山菜は
北国特有の香りが強く食味も抜群。

夜中の2時にランクルで出発し500km先の村上市まで6時間で走り抜く。

圏央道の相模原愛川〜高尾山が4月に開通予定だったが6月にずれ込んで
この間が使えず不便この上ない。

朝8時に親友の家に到着し軽の4駆で山中に入るが今年は熊の出没多発で
いつもは穏やかに迎えてくれる山々が少々様子が違い恐さがある。

今回ワラビが目的だったが「藪ワラビ」といって
急斜面の藪こきをしながらの採取だから体力消耗する。
道端や平坦地のそれとは異なり食味が抜群に優れ大形で見映えも良い。
もちろん一般の人が入れる環境ではないから良い物が確実に採れる。
熊は恐いけど。

下山途中のタラノ芽、コシアブラ、一本立ちコゴミなど
数種の山の恵みを“てんご”に入れながら
市街のホテルに帰ってきた時はくたくた。

一息ついて友人知人が営む料理店でこれまた楽しいひと時が始まり
一年ぶりに盃を交わし親交を深める。

2軒の店は旧知の昵懇で共に村上では1級の料理人が腕を振るい商う店だが
気遣いなく誠に楽しい。

2泊したホテルも創業時からの常宿で
これまた自分の家のような「タウンホテル村上」で
市内ではただ1軒のホテルだ。

早朝5時にホテルを出て午前11時に帰宅だが
この後が山菜の灰汁抜きやらで下ごしらえがひと仕事になる。


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関越道から見る谷川岳はまだ雪の山。


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林道の行き止まり。ここから山中に。


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山を熟知した親友の松っちゃんの案内でいよいよ藪こきの始まり。


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村上のメインストリート


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JR羽越本線村上駅


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料理店「8839」パパサンキュー


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料理店「千渡里」
村上へ行く機会があればこの2店で食事をすれば間違いない。

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村上城のあったお城山は村上のシンボル。


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塩引鮭を更に干して酒びたし用を作ってる。


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ワラビ灰汁出し。


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灰汁出しが済んだワラビ。


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これで食べられる。
この上にカツオ節をかけて納豆のように切り口から糸を引く。
皿は三上 亮さん作陶。


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2014年04月26日

山菜

連休の混雑を避け休み明けから村上の山へ山菜採りに行くつもりなのだが
山の案内人で親友の松っちゃんから一足先に山の幸が届いた。

大きなダンボール箱にタラノ芽、コシアブラ、コゴミ、ギョウジャニンニク、
そして一本立ちコゴミと春の幸満載で。
早速酒肴に。

時に書きますように山菜のほとんどは冬の雪の下で痛めつけられ
雪が消えるのを待ち望んで芽吹きした北国のものの方が
それでない地方のものを遥かに凌ぐ香りと味を持つ。

例えばワラビ。

住まいの近くの山にも出るがその茎を折ってもなんら変化はない。
ところが雪国のそれは折ったところから納豆のように糸を引く。
これが旨味なんですね。

そのワラビは連休明けに採り頃になるから
ダンボール箱に沢山詰めて持ち帰ることになる。


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春の幸が揃った。
左からワラビのおひたし、コゴミのおひたし、コゴミのマヨネーズ和え
一本立ちコゴミのおひたし。
それに竹の子の煮付け山椒和え。


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コシアブラとタラノ芽の天ぷら。
皿は流氷焼 植村宏光さん作陶。


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2013年09月07日

自然生(じねんじょ)と三面川のハゼ(2)

ハゼの体色は黒っぽいのが相場だが三面川のは白っぽい。
驚くほどに白っぽい。
初めてみた時、何ときれいなハゼだろうと思った。
鮭で有名な三面川である。

休日となれば海にそそぐ河口では沢山の釣り人が竿を出す。
10〜15cmほどのハゼがぴょんぴょんと釣れる。

市街だけに限って言えば人口3万人ほどの城下町。
新潟県最北の市、村上。
荒川という一級河川も近くを流れ三面川と共にハゼがよく釣れる。
こちらも三面川に匹敵する清流で河口にはマリーナがあり三面川と同様だ。

きれいな日本海が目の前でそこにそそぐ清流があり直ぐ背後には里山が広がり
その奥は1,500m以上の朝日山地が連なるから
自然相手の遊びにはこと欠かない。

海と川の釣り。
きのこや山菜。
それに山芋と木の実。
自然の物が求めるだけ手に入る。

白いハゼは刺身がとてもおいしく村上の地酒とよく合う。
ここ30年程で大分変わったがそれでもこちらと比べたら全くの別世界だ。
落葉樹の山々は生き生きし水はきらきら光ってるもの。


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2013年09月05日

自然生(じねんじょ)と三面川のハゼ(1)

新潟県村上市の自然薯(自生する山芋で自然薯とも書く)とハゼ釣りは
かなり前にも記したことがありますが、そろそろシーズンなので再び。

全国的に鮭の三面川(みおもてがわ)は知られてます。
この河口近くのハゼ釣りと日本海に落ち込む山間の自然生掘りは
毎日やっても飽きることがない。

ひと昔前、旧知だった日本画家の小泉淳作さんが山芋が大好物で
掘り出した1.5kgほどもある立派なのをあげたことがある。

今は鬼箱に入られ越乃寒梅で山芋と湯豆腐を肴にするのが
何よりの楽しみにして、その山芋にはたいそう驚かれ
鎌倉の小料理店で渡したら大事そうに抱えて帰られた。

これほど大きな山芋を掘り出すのに手間はそれほどかからない。

何故か。

山の急斜面を掘るから。

こんな大きなもの平地で掘ったら半日もかかるが
急斜面は自作した小さなツルハシと大きなマイナスドライバーを
直角に曲げたもので斜面を削り崩していけば難無く掘り出せる。

村上周辺ではまだまだこんな所があるから
地元の人でも平地では掘ろうとしない。
だから平地のものは相当大きく育っている。

2人掛かりで両側からスコップで掘っても
半日はかかる本格的な“土木作業”になる。

一度とてつもなく太い茎を見つけ時間覚悟で掘り進めたら
途中に小さな階段を付けるほどになり掘り出したのは1.5kg以上あった。
相当年数が経っていたのだろう。

山芋は掘り出した後埋め戻しそこへ切り取った茎を埋めて
再生を促すようにしておく。

山芋は海岸の砂地の雑木林にもあり
掘り出し易いが山間部のものより少し粘度と灰汁が少ない。
芋肌もつるりとして栽培物と似るところがある。

いずれにしても1kg以上のものがまだまだ自生してるから
こんなこと書いてるとまた行きたくなる。

次回ハゼを書きます。


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2013年05月13日

山菜採り

毎年連休明けに新潟の村上市へ山菜採りに行くのだがこれがとても楽しい。

もう何十年も通っているが多い時は年に何回も足を運んで
“準村上人”なんて地元の人達から言われてたが
沖釣りをするようになってからは魚に引っ張られて年に一度になってしまった。

知人友人と会うのも楽しい。
旨い酒と肴にありつけるのも応えられない。

元々の市内の人口は3万人ほど。
山あり海あり三面川があり、こんな所に住んでる人は幸せだ。
この街では多くの人と知り合いなり、行けば歓迎してくれるのも嬉しい。

親友の松っちゃんは市内近くの山から朝日連峰まで知り尽くしてるから
その時々の一番良い山菜の採れる場所に案内してくれる。
一度山に入れば沢山の収穫が得られる。

市内のタウンホテル村上も開業当時から慣れ親しんできてるから
古くからのスタッフの多くは皆昵懇でここをベースに出掛けて行く。

一方食事処も村上で1、2を競うこの1、2の店も親戚のようなもので
とにかく第二の故郷だ。

さて山に入るとしよう。

ワラビやコゴミやアケビやホップ
それに山芋は道端にも生えているがいずれも
良いものは山深く入らないと採れない。

これが体力のいるところでいつも座りっぱなしの生活だから
加齢と共に足が動かなくなるが
年2つ上の松っちゃんは山猿の如くとんでもない斜面を
ひょろひょろっと昇って行ってロープを垂らしてくれたりする。
とても75才の人間技じゃない。

立派なワラビがスッスッと立っているのが
目に入るともう嬉しくてしょうがない。

さて次はコゴミ採りにしようとその場所へ案内してくれる。
コシアブラ、タラの芽、1本立ちワラビ、ミズ、ウルイ、ハリギリ、ウド等々
変幻自在にどうにでもなる。

山全体が生き物のように躍動感があり
神奈川の死んだ山とは比べものにならない正に豊饒の山々。

ところが良いことばかりじゃない。
熊と出くわすこともある。
人間と同じでタチの悪いのや凶暴性むき出しのもの。
こんなやからとは係わりたくないもの。

一方穏やかで山のオヤジ然りとしてるのもいるから
全部危険とは限らないがこればかりは運次第。

松っちゃんは車の中に武器をいくつか積んでいる。
小さなものではマムシやヤマカガシも危ないから注意しないと。

2泊3日の入山は楽しい重労働でその後の酒がこれまた楽しい。


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行きの関越道から見える谷川岳は残雪がたっぷりでこんなことも珍しい。


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親友の花板が経営する変わった店名の「パパサンキュー」
村上へ行く機会があれば行かれるといいでしょう。
もう一つ「割烹 千渡里」も親戚のような所で両店共に旨さは甲乙付け難い。


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枯れ草からどうぞ採ってくださいとばかりのワラビ1級品。


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タラノ芽


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開いてしまったタラノ芽


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収穫のワラビ


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コゴミ、タラノ芽。どれも1級品。


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灰汁抜き中のワラビ。
ワラビの灰汁抜きのコツは沸騰した湯を少し冷やし灰や重曹を沢山入れない。
湯が冷えたら水にさらすことなどがポイント。


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posted by ダボさん at 11:31 | 神奈川 🌁 | 【旅】−旅行記−新潟県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする