敢えてこのキャラクターを用いたことの秀逸さに意外性と好奇心さえ感じる。
エラが張って誠に頑丈その物のような「ガッツ石松」氏。
どういじくり回しても女装は不可能に見受けられる。
まだしもスルメすら噛み切れそうにもない細顎で
今風のニィーチャンなら打って付けなのだが
プロデューサーの発想に唸らされる。
それに協力した衣装デザイナー、メイクスタッフ、ライトとカメラマンが
一体となってキャラクターをそれぞれの姿に仕立て上げ
見事な一枚の広告が出来上がった。
今まで日本の広告はどちらかと言えば欧米風に並んできたが
独自性と異質性が意表をついた作品に仕上げられている。
印刷デザインのプロをも唸らせた。

合成写真技術も駆使し見事な仕上がり


