一瞬目を疑ってしまった。
「一人歩きの北海道山記行」「癌春(がんばる)日記」
まるで鉄人のような「坂口一弘」さんが毎日綴ってこられたスキーのこと
山のこと、歩き旅のことを楽しい文章で紹介していたブログは
20年間ほど見続け親しみを感じていたが、その坂口一弘さんが急逝されたと
2月12日の当ブログに奥様が書かれていたのを見て全く信じられなかった。
わたしの大好きな函館生まれ生粋の北海道人で
この3月には77歳を迎えるはずだった。
北海道教育大学卒業後
教育者の人生を過ごし函館市立鍛神小学校校長を最後に退職。
その後人生を大いに楽しまれる生活が続き
歩き旅、登山、スキーを愛した。
四国遍路を2回、東海道や中山道を始めほとんどの街道を踏破。
昨年暮れには山陽道が最後の歩き旅だった。
これだけでも正に鉄人。
登山は日本三百名山を始めほとんどの名のある山々を完登。
スキーは全日本スキー連盟功労指導者の資格を有す。
正に骨格が鉄骨で出来ているような人が
2月10日午後クロスカントリースキーの練習中突然倒れ
搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。
循環器系の疾患だったようだ。
もちろんわたしはお目に掛かったこともなかったしメール交信すらなかったが
何故か大きな親しみを感じていた。
北海道が好きだったり同じブログを20年も見ていると情も感じるようになり
身近な人のように感じるようにもなる。
今後見られなくなるのは実に実に寂しい限りだ。
上記ブログご覧なられて下さい。
その凄さ体力に驚かされます。
人命のはかなさと共に。
合掌


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