おおよその人はお呼びじゃないボンクラフェイスで
何やら白い粘液の様なものをラインに絡め釣り人の嫌われ者オキギス。
ところがこれを釣りたいとの人がいる。
相棒のAさんだ。
昔からのことで中深をやる時これも一つの狙いものみたい。
2人でやれば5〜6本は訳無く釣れる。
ご存知でしょ。
腹中に“金塊”の入ってるやつ。
小田原名物蒲鉾の原材料はその昔これが主体だったそうな。
つまり高級蒲鉾には必要だったとのこと。
今ではそれに見合う量が確保できなく他の材料で賄ってるそうだが。
つまりひと手間かけることによって大化けする魚がオキギス。
Aさんはこれで薩摩揚げを作る。
で、これが実に旨いことこの上なし。
しかし上記のように釣りものとしては全く魅力に欠け
おおよその人はポイしてしまうのでは。
船上で鱗、頭と腹わた取って持ち帰り
かなりの手間をかけ薩摩揚げに仕上げる。
酒の友に実に旨い旨い。
いくらでも食べられる。
あ、オキギスの写真撮っておけばよかったかな。



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