小鳥達は間もなく繁殖期を控えきれいにメーキャップ
いよいよ暖気への入口。
ところが海はと言えば相変わらず等圧線が込み入った日が多く
船を出せない日が続く。
そんな日は県立公園とフラワーガーデンに植物観察を兼ねた散策と
庭先での小鳥達との楽しい出会いがある。
毎年、県立諏訪の原公園にあるタラの芽吹きと
その成長を見るのを楽しみにしてるのだが
いつの間にかほとんど採られてしまう。
それも脇芽も二番芽も採られてしまうから立ち枯れしてしまった木も多い。
昔パイプをくわえ
「だいたいやねー」
なんておっさんがいたが本当にだいたいやねーと言いたい程の
良識欠如な輩がいることには困ったことだ。
公共の公園内で自分の口を潤したいがために
立ち枯れさせてしまう程の暴挙を犯して何も感じないのだろうか。
園内の人に聞くと毎年同人物らしいとのこと。
いやータラの芽と山ウドの新芽
それにコシアブラの天ぷらは実に旨いんだなぁ。
でもなぁ公共のものを採ってしまうのは甚だ“ケシカラン”。
こういう輩が隣のフラワーガーデン内の清流にある
クレソンを知ったら根こそぎだろな。
知らない人が見たら
クレソンはそこらの雑草にしか見えないことが救いではあるが。
裏山のワラビもそろそろだ。
これは自由に採れる。
楽しみ楽しみ。
公園からの足柄平野。
大山から続く丹沢山地。
園内の柑橘類の実がたわわに。
菜の花畑の黄色が眩しい。
旨そうなタラの芽。
採られないで欲しいと願うばかり。
人的被害の犠牲になった立ち枯れのタラの木は蘇ることのない哀れな姿。



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