なかなかその都度思い通りになる魚じゃない、駿河湾ではね。
それでなくても狭いポイントが増々その度合いが強まるから尚更のこと。
何年か前にアカムツ10連勝なんてこともあったが夢みたい。
それに個体が小形化している。
これはアコウやオニカサゴにも通ずる。
完全に枯渇したポイントもあるがこれが底引きの影響か。
小さな個体は刺身にするにも歩留まり悪いからひと手間の工夫をする。
煮たり、焼いたり、揚げたり、そして干物とかに。
その中でもアカムツの一夜干しは絶品。
ナニ!? アカムツを干物にするってか!
なんて言われそうだが実に旨くて肴に最高。
三枚おろしにし中骨と腹骨、他の小骨も全部取ってから作る。
酒の友に手間いらずの状態にして。
一度お試し下さい。
350〜400gの小さなアカムツ一夜干し。
浸け汁作り時、昆布を少しいれると旨味が増す。



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