鯖根の海面は掘れる一歩手前状況で大アジもアマダイも棚が定まらず苦戦。
棚取りが定まらないのなら胴突き仕掛けで狙ってやれと。
これで始めたらレンコばかりでこれはこれで良しとせっせと釣り上げる。
その中にそこそこの形のカイワリとチカメキントキも混じった。
カイワリの約80%は口中にタイノエのオスとメスがペアで鎮座してるので
ペンチでつまみ出す。
チカメキントキは釣行毎釣れる魚じゃないけど
今まで30匹ほどは釣ってるだろうか。
刺身が旨い魚で高級魚の部類に入るらしい。
魚体全部が頑丈な鱗で覆われ鱗落としが難儀するから
背と腹の鱗を包丁を入れる部分だけ出刃の刃先でかき落として三枚におろし
皮を引いてしまえば手こずらないで済む。
そのうち風は収まって無風状態に。
質の良くない潮流でラインがあっちへ行ったりこっちに来たりで
真っ直ぐ入らず散々な釣り日和。
帰ってからレンコを酢締めにし手巻き鮨で食べた。
時々やるのだがいくらでも食べられるほど旨いから
ご存知ない方ぜひやってみてください。
レンコの酢締めはこちらの記事に書いてますからご参考に。
これを海苔を敷いた酢飯にのせワサビを付けて食べ出すと止まらなくなる。
少々根のいる料理だがまた釣ってきて食べたくなるほど。
お勧めします。
出来上がったレンコの酢締め。
皿は三上 亮さん作陶。
海苔で手巻きにする。酒にも合います。
25pのチカメキントキ。
3日間ほど熟成させ刺身にする。
こんな釣果だった。



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