ひと手間加えた昆布締めは他で食べることができない超贅沢な一品料理。
今の時期アマダイは最高。
魚と昆布の旨味が合わさるのだから不味かろうはずがない。
ところで使用後の昆布活用してますか。
まさか捨ててないでしょうね。
もっとも3〜5日後ぐらいなら2度目の昆布締めに使えるけど。
1度使った昆布を酒で拭きラップに包み
冷蔵庫のパーシャル室で保存すれば十分使える。
しかし当分2度目に使う予定がない時や2度目に使った後は
酢の物にすると実に美味しくビールのつまみになる。
魚の旨味を吸った昆布に酢の味が加わるのだから旨いのは当然で
捨てる部分は一切ない。
酢もキダイの酢締めなどに使った後のもので用は足りる。
室温や酢の温度、昆布の厚さにもよるがおおよそ20〜30分浸せばよい。
時間になったら酢を拭き取り適当な細かさに刻めば出来上がり。
後を引いた旨味はくせになること受け合い。
昆布について少し詳しく記しますね。
産地は北海道北部の羅臼昆布(養殖)1s 5,000〜6,000円。
北海道南部の真昆布(天然)1s 6,000円前後を使ってますが
それより廉価なものでも十分使えます。
購入先は富山県黒部市の昆布問屋(株)四十物昆布(あいものこんぶ)から
長年購入してます。
(あっ、これCM料もらってませんからね)
今まで函館や福井の問屋から買ってましたがここに落ち着きました。
昆布は全体的に生産量が減っており価格も上昇気味ではあるが
とにかく捨てる部分が一切ないことや
利用価値からしても価格に十分見合った食品でしょう。
それでもスーパーなどで100g単位で買うより廉価なのは間違いなし。
どうぞお試しください。
ダボハゼいいこと記すなと・・・。
昆布締めで使った後の昆布。
20分ほど酢に浸した後、細かく刻んで食す。
酒のあてにもなるし熱々のご飯にも合う。



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