連休前日の土曜でマリーナの出航艇は多数。
おおよその船は鯛場か鰺ポイントへ行くようだ。
台風前は少しは反応があったらしい鰺ポイントも広範囲にシャッター通り。
人っ子一人も通ってない寂しい限りで仕掛けを下ろす気にもならず
ダメ元でとオニポイントへ。
いずれにもしても濁りがまだ取れなく厳しい潮色。
根掛かり頻発ポイントなのだがその分海底地形は変化に富んで
本来ならじゃんじゃん釣れても良い地形。
しかし既に場荒れ甚だしく根絶やし寸前にも思える所。
そいつを覚悟でやるんだからワクワク感はない。
アヤメカサゴがポツポツ釣れる中
Aさんはキープサイズのオニカサゴをぽつりぽつり釣り上げてはいるが
半数が28cm未満の小形でこれらは全て放流。
Aさんと合わせて6匹を海に返した。
130m立ちを100号重りで手持ち竿で
一応気合いを入れてるような入れてないような底取りを繰り返してたら
コツンコツンと小さなシグナルが竿先にきた。
そぉーっと誘ってみたが重量感は乗ってこない。
それではともう一度下ろしてみるとまたまたクンクンと小さすぎる反応。
また誘い上げてみるも空振り。
えーーいっ、もう一度、と下ろすと今までと違う反応。
グィーンと引きずり込むような重量感があって
よっしゃあーとばかりゆっくり大きく聞き合わせを入れた。
いっけねぇー。
根掛かりかとガッカリ寸前に生体反応。
ググーンググーンとアママル6:4竿の胴元から弓なりに湾曲。
かなり抵抗してる。
1kg少々かなぐらいで電動中速。
Aさんがデカイ?
って言うから大したことないよ、とは言ったがそこそこの重量感。
ところが海面にボカッと浮いたのは
オォッ2kgはありそうというほどの久し振りのオニらしいオニ。
Aさんのタモにスッポリ収まり
へぇーっ、こんな所にこんなのいるんかいなぁ。
これだけの大きさになるには30年以上はかかるぞ、なんて思いながらも
既にオツム内は昆布締めがイメージ。
一応狙って釣ったんだから釣れたのではなく釣ったと言えるでしょうね。
1.5kgほどは何度も釣り上げているが
2kg前後は数えるほどしかなくこの個体に感謝感謝。
わたしが沖釣りをする以前からこの海で生きてきたオニカサゴ。
これも何かの縁でしょう。

Aさんぽつりぽつりとこんなのを釣り上げて3匹キープ3匹放流。


船頭の竿にきた1.95kg。2kgに50g足りなかったよ。
他の3匹は28cm未満で放流した。
まぁ何とか楽しめた。久し振りに。



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