ジャリメ、アオイソメ、チロリなどがキス釣りの代表的な釣り餌ですが
ジャリメが一番餌もちがいいようです。
この餌もちがいいことと餌の優れるところが実は繋がるのです。
キスの針掛かりは飲まれるか口先に掛かるかのどちらかで
口の中に掛かることはまずないことはこの前の記事に書きましたが
飲み込まれた場合、両鰓に指を差し込み小さな口を開けさせ
そろりと針スを引き抜くと飲み込んだジャリメが
その小さな口から針と一緒にズルーっと出てくる。
これを何回かやってるとジャリメは白っぽくトローっというかデレーっというか
そんな色姿になってきて、こいつが実に喰いのいい強力な餌になる。
ベテラン釣り師のAさんもこれは絶賛してる。
だから一回のジャリメでキス5匹はいただきなんてことになる。
そのうち針スを引いても軟らかになったジャリメはキスの口の中で切れてしまい
新しいのに替えて同じことの繰り返しをすることに。
餌の消耗も少なく正に一石二鳥。

このトロトロぶり、これがいいんです。
キスの口から何回も引き抜くとこのようになる。



【【釣】−考察の最新記事】