エンジンの吸気と排気バルブの間隔をエンジンを動かしながら
薄っぺらな金属板を使って調整するのだが
この金属板は板が扇状の束になっていて
それぞれの厚さが違う板をタペット上部に差したり引いたりしながら行う。
あっ、そうか、これ見たことない人に文章で説明してもわからないか。
そうだろな、50年も前のことだもんな。
それとね、ブレーキ調整も頻繁にやらないといけなかった。
当時はスチールホイールしかなかったが、そこに小さな穴が空いていて
そこにドライバーの様な工具を差し込んでカリカリと回して調整してた。
これをしないと踏代が深くなって甘くなってしまう。
その後はブレーキを踏みながらバックすると
自動的に調整できる優れ物が発明された。
とにかく車とは手間のかかる代物だった。
今の車は買ってから手放すまで
自分でエンジンフード開けたことない人すらいるのだから車は進歩したものだ。
3万kmも走ればガタガタになったのが今では50万kmだもんな。



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