突然海面がざわめき立ち魚が跳ね上がる。
鯖の群だ。
まだ鳥も来てない。
こうなるとアマやオニの仕掛けを群れの棚に巻き上げ鯖狙いになる。
もう真剣に。
オニやアマダイ放っぽり出して。
Aさんは早々にルアーの準備。
5〜6本までは釣り続けるが何せこの魚足が速く群はすぐに移動してしまう。
海鳥もまだ気付いてないと何処へ行ったかさっぱり分からない。
鯖は締めサバにすればこんなに旨いもの他にあるかというぐらいだが
煮ても焼いても上等。
勿論揚げ物にしても良い。
あまりに沢山あれば干物にして冷凍しておけばいくらあっても余ることはない。
鯖を釣ると鰓を切って海水バケツに入れ
血が出て動かなくなったら頭と腹わたを取り去ってからクーラーに入れる。
こうすればアニサキスの心配もないし
何より食べては売ってる鯖と別物のように旨い。
だから鯖の群を見つけるとAさん共々目の色が変わる。

旨そうに干し上がった。
この干物酒肴にも相性が良い。
真鯖でもゴマ鯖でも。




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