医師も看護師の皆さんも自分のことのように喜んで歓迎してくれた。
そして次の日ペーシング(ペースメーカー)の埋め込み手術。
一般のペースメーカーと違い複雑な手術なのだが
局所麻酔で行う為、本人の意識ははっきりしている。
手術が始まる時チームの皆さんがざわついたと本人が言うように
予定も連絡もなく共済病院の執刀医師が手術室に見えて
皆を驚かしたようで本人の顔にかかっている布を上げ
「来ましたよ」
と言ってくれたそうな。
こんなところにも幸運な人との巡り合わせをつくづく感じる。
そしてこの手術についてもその執刀医が私達の所に来て
「全てうまくいきましたよ」
と伝えてくれた。
医師の顔が仏さんに見えた。
これだけの心臓血管外科医は多くないことはパソコンを見ても納得できる。
2月28日から病院の“はしご”をしながらやっと一命を取り止めたというか
執刀医に命のスペアをいただいたようなものだ。




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