2010年11月27日

スパンカー

遊漁船の船頭なら何を当たり前のことをと言うでしょう。
スパンカーのことです。

マイボートにこれを付けてる方の中でも
案外知らなかったなんてあるようなので少し書いてみます。

文明の利器、じゃなかったボート釣りの利器スパンカーなるもの
一体誰が考案したんでしょうね。
相当頭脳明晰な人だったのではないかしら。

この利器の恩恵に浴してしまうとつくづく有難味が感じられる優れ物だ。
正に実用一点“張り”の姿で見事に船を風に立たせてくれる。

使い方に多少の知識とコツは必要だが。
風向きと潮流れが平行であれば
スパンカーを真っ直ぐに張りスロットルで調整すれば
船は風に立って道糸垂直に入るがいつもこんな良い状態ではない。

ひどい時は風向きと潮流れが強く直角に交わってしまう時があり
こうなるとお手上げ状態だ。
もっともこんな状況も度々ではないが。

道糸が先方や船底の方へ緩やかに流れることはよくあることで
こんな時の対処の仕方だが
単純に言うと糸が流れる方向にスパンカーを振れば良い。

そうすると振った方向のスパンカーには
当然振った分だけ強く風圧がかかるから船は糸の流れてる方に寄っていく。
結果、糸は立つ。

しかし糸の流れ具合に対し
どのくらいの角度でスパンカーを振れば良いかということになるが
こればかりは経験によるしかない。

ところが問題がある。

風向の変化は度々無いが風力(風速)は刻一刻と変化してる訳で
これにこまめに対応しないと糸の角度も変化する。
釣りをしながら度々振り角度を調整するのは少々忙しいことになる。

本来初めに書いておかなければならなかったことだが
スパンカーの調整をするまでもなく
“舵だけ”で対応できる時はこれが一番楽だし理想だ。

以前の記事にも少し触れたがスパンカーを装着しても風に立たない船形がある。

バウに重量をかけたり船底にダガーボードを付けたりする方法もあるが
完全とまではいかないだろう。
居住性に優れた上部構造物の大きな船は難しいのではないか。
元々その方向を重要視した造りではないから仕方ないが。

しかしスパンカーは有難し優れ物だ。


スパンカー.jpg
ボート釣りの利器 実用一点“張り”


人気ブログランキングへ にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ  GyoNetBlog ランキングバナー TREview
posted by ダボさん at 10:33 | 神奈川 ☁ | 【釣】−思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする