富士川沖のタチが秋口になっても釣り続け、正にロングランだった。
それも釣行の度、良い釣果で冷凍保存しておいたタチは
オフシーズンにも旨さを楽しめた。
ゴッゴッゴツーンとくるあの当たりの心地よさ、
タチに取っては最悪の状態なんだろうけど、
入れ食いになると鰹の一本釣りみたいになる。(やったことないけど)
で、ちょっと当たり止まったかな、
なんて時酷使してた腕の疲れに気付き少々の痛みも感じる。
それでまた釣れだすと、そんなの忘れてまたじゃんじゃん。
現金なもんです。
タチのあの旨味はどう猛さが原因してるのだろうか。
生きた小魚なら何でもあの恐ろしい口でバクリパクリやってしまうから
タチ自体もあんなに旨味が乗るのだろうな。
刺身はもちろん昆布締め、酢締めを始め揚げ物、煮物、焼魚
それに干物などなど。
何にしてでもジュワーと出てくるあの旨さ、たまりません。
しかしこの魚、生で食べられるの釣り人の特権ですね。
売ってるものではまず無理。
タチは小骨が多く捌くのが面倒と言われるが
背鰭と隠れた尻鰭の処理さえ出来れば何てことないですね。
しいて言えば生や締め物にして食べる時の皮のハモ切りぐらい。
これだってちょっと慣れてしまえば問題ない。
そうそう、ちょっと大事なこと。
タチの銀色の皮、包丁の刃が滑るんです。
身が薄いから特に滑って手を怪我する。
いつもより包丁をよく研いでから取りかからないと危ない。
バーチカルジギングは他の釣りと全く違った楽しさ、
おもしろさが心躍らせますね。




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