それを肴にお気に入りの杯で
お気に入りの酒を呑む至福のひと時が持てる楽しみがある。
こんな遊びはそうは無いでしょ。
鮮度はこれ以上の素材はないのだから、まず何はともあれ刺身。
これだって山葵醤油、ポン酢、塩といろいろ楽しめる。
昆布締めや酢締めも最高。
で、捌いた時に出る頭や骨などのあら。
これはみりん、酒、砂糖、醤油であら煮。
ほっぺの筋肉、旨いもんね。
それと胃袋ね。
捨てる部分はフィルターの役目をしている鰓と内臓の一部ぐらい。
皮だって湯通しで酢の物に。
小さい魚だって包丁がよく研いであればきれいな刺身にできる。
上のあらとは別にこの小さいあらはどうするか。
これでだしを取る。
潮汁にもなるし味噌汁に入れてもおいしい。
だしを取った廃材?
出がらですね。
上記のあら煮を食べた残りの骨を一緒に生ごみ乾燥機で肥料にし、
庭の野菜畑に蒔く。
どうですこの合理性。
釣りから始まって野菜までつながるのですから。
そうそう、だしを取る時、ぐつぐつ沸騰させると汁が白く濁るので
ぐつ・・・・・・・・・・・・・・・
ぼこっ・・・・・・・・・・・・・
ぐらいがいいですね。
時間は30分もあれば十分。
ただし灰汁をこまめに取りながら。




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