この日も大漁だったが何しろ小さいのばかり。
釣り上げてもオニカサゴのように底に帰っていけるのなら
積極的に放流するのだが海鳥に喰われてしまうから
天種として持ち帰ることになる。
チマチマしておもしろくもない小さいのを
手間暇かけて天種にすれば実に旨いのだが。
その中で一番大きなのが600g。
欲を言えばキロ級が混じればと思うがこれでも刺身にはなるし
釣りの醍醐味もそこそこあって食味も良い。
そうそうアマダイの皮の酢締めだが大きさにもよるが
沸湯の中なら3秒程か、今までいろいろやってきたが
やはり少々歯応えがあるぐらいが良さそうに感じる。
少し油断すると直ぐトロトロになってしまう。
湯通し後の酢は甘味を強くすると断然旨さが引き立つ。
身よりむしろこちらの方が好きだなぁ。
酒にも合うし。
ポイントは少し身を付けて皮を引くと尚旨い。
数では大漁なんだが。
小さいといえどもこれだけ数があると鱗の処理は電動の出番だ。


