枝にツブツブの緑の実がビッシリ付くようになった。
色々活用方法がある山椒の実。
昔は薬材にも活用してたんですね。
乾燥させ粉にし鰻の蒲焼などに振り掛けたり
佃煮風に煮付けたりと特有の活用法がある。
それにはまず実を採らなければならず棘を避けながら採取し
その後小さな葉や枝を取り除き実だけの姿にする必要があり
これが中々手間のかかる仕事になる。
この作業をしてると部屋中山椒の香りが充満し
誰をも心地良い気分にさせる。
裏山に入れば自生してるのもあるが鬼山椒なる木もあり
これらは若芽を含め苦くて食せない。
時々スーパーでもビニール袋に入れ結構な値段が付いて売ってるが
今でもこれを買って行き料理に用いる人がいるのかと思うと
日本の主婦もまんざらではない。

心地良い刺激臭の香りを発散させる山椒の実。


