ダンボール箱に入った山菜の“盛り合わせ”が届いてた。
そろそろ村上の山へ行く頃だなぁっと思ってた矢先
今年は例年より少し早いそうだ。
冬の間、雪の下で力を蓄えた山菜は香りの強さと旨味が違うから
雪国の山菜は上物と言われる。
コゴミ、コシアブラ、タラの芽はそのまますぐ天ぷらにすれば良いが
ワラビは灰汁出しの下ごしらえがいる。
灰や重曹を用いるのだが使う量と湯の温度を間違うと台無しになってしまう。
山中のワラビは簡単に誰にでも見付けられるが
コシアブラは中々大変だ。
林の中に入って木を見付けるのだが
全ての木が新緑だから慣れてないと見付けられない。
松っちゃんは風上に木があれば臭いでわかるというから凄いものだ。
山々を知り尽くした松っちゃんの案内で入る山はほんと楽しい。

左からワラビ、コゴミ、その下がタラの芽、右がコシアブラ。
コシアブラはこの状態が一級品。
ワラビも納豆のように糸を引く。


