郡上紬で知られる一方
食品サンプルメーカーの町でもある城下町で郡上おどりでも知られる。
その郡上紬だが昔から農家の人達が自ら織って着衣に用いてた。
しかし時代の流れで衰退の道を辿るが
当地出身の「宗広力三」さんが貴重な文化を生かし続けたいと
この道で研鑽を積み高度の芸術性を持った織物を完成させ
時を同じくわたしの住む足柄山麓に研究室兼居宅を設け
その2年後に紬織では初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)になられた。
そして1989年75才で死去されるまで当地を愛し
近所の人達から親しまれ人と逢えば腰を深く折って誰にでも気軽に挨拶され
人間国宝にまで昇りつめる人はあらゆる点で完成された方だった。
一流芸術家であっても中にはどことなくえらぶる人もいる。
確かにそれだけの実力は備わってはいるのだが
その点宗広さんは全くそんな素振りはなかった。
郡上市は何度も国道で通過してるが
車を降りて町中を歩いたことはなく今回が初めて。
歴史ある昔からの街並は以前から一度は歩いてみたいと思ってから念願叶った。
予め観光協会から資料を取り寄せておいたから手に取るようにわかる。
今回はこの後名古屋のリニア鉄道館に行き
名古屋港から19時30分発の苫小牧行きフェリー「いしかり」に乗る。
郡上市へは走りやすい中央自動車道を使った。

郡上市は食品サンプルのメーカーが数社あり1軒を見学した。




食品サンプルのいろいろ。
どう見てもすぐに食べられそう。

こんなのもある。


古い街並。
どこの町へ行ってもこんな街並を探して歩くのが好き。


