2014年09月30日

がんの概念

がんについて多くの著書が発表されてる近藤 誠医師の新しい本が出版された。

今までの本は医師をも読者と想定した内容もあったことから
専門的な内容も含まれていたが今回の本は一般人に重点を置いたもので
とても分かりやすく解説されてる。
一貫した持論と考え方は変わらずとても理解しやすい。

がんには本物と、似てはいるが本物ではない“もどき”があると。
そこから生まれたのが“がんももどき”なる造語。

そしてここが重要なのだが本物のがんは発見された時多くが
血液の流れに乗って他に転移してることが多く
発見した患部だけを手術しても意味がないということ。

一方のもどきは手術自体がナンセンス。
10年も前に胃がんということで手術したが未だにぴんぴんしてる、
なんていうのは端から手術の必要がなかった。

この両者を合わせて考えると
何れのがんも手術をしない方が得策ということになる。
従って早期発見治療を目的とするところのがん検診は
受けること自体矛盾を説いている。

1990年に「乳がん治療あなたの選択〜乳房温存療法のすべて」を
三省堂から著した頃はほとんどの医師から批判を受けたが
年月が経った今では多くの医師から支持される基本的考え方のようだ。

それでも相変わらず多くのがん手術が行われてる裏側には
様々な複雑な利害関係の絡みがあって患者の多くが被害者だと言い切ってる。

慶応大学医学部を1973年主席で卒業し、長いものに巻かれていれば
当然に名誉教授になってる人であろうが反骨精神を貫き通したことで
一講師で定年を迎えた経歴は何を物語っているのか。

政治絡みの医療、製薬会社に巻き込まれる患者の姿など
本来は触れてはならないことをこれでもかという程さらけ出すことは
余程の信念と度胸が座ってなければできないことだろう。
日本の風習は「出る杭は打たれる」如しなのだから。

この様な医師がもっと多く出てくれば日本の医療界も変わっていくに違いない。


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最新の著書で一般の人々に理解されやすい内容です。
がんや病気に対する概念が変わること受け合いです。
是非一読されたらとお勧めします。


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posted by ダボさん at 09:24 | 神奈川 ☁ | 【他】−その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする