275/70 R16なんてタイヤショップでも滅多に取り扱わない大きさは
当然値段も高く10万は超える。
ちょうど6回目の交換になり大した散財になるがしない訳にもいかない。
いつも交換する度に感じるのは乗り心地がソフトになるのは何故だろうと。
凸部が厚くなりその分ショックを吸収するのだろうか。
路面が乾いてる状態ならツルツルで山が皆無の方が理想だが
一般的使用状況ではそうはいくまいから
凹凸部の設計に知恵を絞ることになるのでしょうね。
かっての“スパイク”タイヤから鋲(スタッド)がなくなり
スタッドレスなんて言い始めた頃の冬タイヤで
何度も厳冬期の北海道へ行ってるが当時と比べると今の製品は
格段に性能がアップしてるし長持ちする。
北海道の車だって中には冬タイヤとしての性能が
維持ぎりぎりで使用してるのもあるだろうから
片側一車線の道はいつスリップして
こちら側車線に飛び出してこないとも限らない。
道路脇は除雪の山で逃げようがないから雪路は神経を遣う。
こちらがいくら完璧な冬タイヤでも手放しで安心はできない。
タイヤを新しくすると走行距離数が少しだけ短くなるのは
直径が大きくなるためだが
その分スピードメーターも交換前とでは少なく出る。
その差は車種にもよるだろうがランクルで2%〜3%ほどになる。
これは冬タイヤの凸部が高いからの原因もある。

新しくなった冬タイヤ。直径は76cm。

凸部は10mm。
これで約8万キロは走る。
かつては天然のゴムの木から採取してた原料は化学製品になっているが
僅か10mmの山が8万キロも持つのは不思議。


