少々言い訳めいた意見広告が目に止まりました。
額面通りならそんなこともあるんかいなぁとも思われるが
中々そうはいかないのが医療機関の複雑な利権絡みで
もっと主目的が他にあるのではと勘案したくもなる。
多くの医師がこの社会の実情を記した著書を出しており
それらを読むとその姿が浮かび上がってくる。
その中の一つでわたし達が少なからず気にかける
血圧基準値について記してみます。
日本血圧学会(特定非営利活動法人)が2000年以前に高血圧症としてたのは
上160以上、下95以上が基準値だった。
ところが2000年を境にして上が130以上、下85以上に引き下げた。
これは何を意味するのか。
医療機関組織と血圧学会に何があったのかは知る由もないが
今まで160以上の人達が用いてた高血圧症の薬を
130以上の人達にも用いるようになったわけだから
当然製薬会社は潤い売上げアップにつながる。
多くの医師は著書の中で130の基準値を何故国を挙げて高血圧とするのかと
疑問を呈し、ましてや薬を用いることの不可解を突いている。
これらには医療機関関係をつかさどる金銭の絡んだ複雑な裏側の姿があり
特に製薬会社と医療機関の結び付きは昔からの習わしのようなことらしい。
医療に係わる難しい著書はわたし達には理解できないが
易しく解説されたものが多くの出版される今日
これらは少しばかり見る目を広げ知識の肥やしにもなるから
海に出られない日も有効に過ごせる。

製薬会社から医療機関や医師に金が流れるのは何故かの意見広告。


