台風後なのに澄潮で流木もない。
台風で海が掻き回されどんなになっているのか見当付かず
取り敢えずアジポイントに入ってみたがアの字もない。
サバがポツポツ釣れる程度。
次はアカムツの様子はどうだろかと。
しかしここもアの字もなくオオメハタとユメカサゴばかり。
サバとアジがいないのは毎日の船団によるシラス網であろうことは想像つくが
アカムツがここしばらくいないのはどうしてだろ。
昼間の底引き網は見ないし。
沖釣り始めて15年になり釣行1,300回を数えるが
その間釣行日誌なる記録を記している。
これは自分の記録であると共に駿河湾自体の記録でもある。
一つ分かりやすい例をとると富士川沖のシロギス。
10年、15年前の記録を読み返し今と比べてみると
これが同じ海かと唖然とさせられる。
相模湾は当時とほぼ同じ状態を保っているのに。
明らかに人為的原因だろう。
ここ2〜3年の今頃の時期は釣果乏しい日が続いているのが記されているから
ここしばらくはあまり意気込まず
釣果が出たらめっけ物ぐらいで出掛けるより仕方ないか。
それにしても駿河湾の疲弊は心配だ。
海の楽しさ、魚釣りの魅力を
次の、次の、そしてまた次の年代に引き継がせる為にも
今の人達は考えるべきではなかろうか。


最近の釣行日誌。


