前回ダボ仕掛け炸裂でおいしい思いをしたポイントに入ると
小サバ混じりのカタクチの群が待っててくれた。
前回同様モニターに映し出されるベイトの群は所々青物やマダイらしきが
突っ込んだ穴が見られ海面ではカタクチがピチピチ跳ね条件は良さそう。
しかしヒラメ、マゴチ、ホウボウを釣りたいから
中層のマダイに喰われないよう重りを前回よりさらに重く50号にして
小サバの動き回りによる落下時間ロスをなくすようにしたらこれが大正解で
今回は本命釣りができた。
キロ級マダイが外道だなんて聞いたことないけど。
この釣法はキロ級の獲物が多いから針掛かりしてからのやり取りに醍醐味があり
スリル満点だが数匹も釣り上げると神経の高ぶりや腕の酷使で結構疲れる。
6:4調子竿の半分以上が海面に突き刺さり片手は腕クッション。
もう一方の手ではリールのハンドル操作で重労働だ。
もっとも楽しい重労働だけど。
それに今回は良形のゴマサバも仕掛けの落下速度をものともせず
針掛かりするから釣り上げてからの処理もひと仕事。
これもこれで嬉しいところ。
今回も2人して針ス切れで3匹ずつバラしてるが針スの切れ具合を見ると
ヒラメの歯によるものと思われる。
つまりベイトを一気に飲み込んでしまい針スが歯で擦れた結果と想像つく。
それだけ警戒心なしで喰い付いているんですね。
次回はもう少し太い8号で作ってみよう。
Aさんもこの釣法にすっかりメロメロになって
資源保護のためもう上がろうよなんてことで午前早々での凱旋。
後日8号針ス使用の結果リポートします。

青物かマダイかが突っ込んだベイト群に穴が鮮明に見える。

Aさん3.5kgヒラメ。

同じく1.5kg。

本命の食べ頃サイズのホウボウ。

2.6kgヒラメ。

同じく2.0kg。

同じく1.5kg。

2.0kgのマエソ。
(前回のを薩摩揚げにしてAさん持ってきてくれた。旨いの何の)

ヒラメを薄造りにした。

皮は湯引きして酢締めに。誠に佳肴。


