今のアカムツに使っているが冷凍庫内で一年もの年期が経っているから
少々兄貴(板前言葉で古い食材)になっているが
これはこれで違った臭いがありアカムツの食欲をそそるのではないか。
一方、超新鮮な紅鮭のハラス短冊と
この前K艇に手配してもらったアナゴも持参し1本の仕掛けに3種の餌を付け
さぁ喰え、やれ喰えと誘うのだが海中の汚れが邪魔しコツンともこない。
それでもこんなに旨そうな餌を下げてやってんだから
いつか喰うだろうと釣り人特有の楽観で期待を込めて釣り続ける。
いつかはこいつを目ざとく見付けパクリとやるんじゃないかと。
結局は期待外れになるんだけど
それでもそのうち、そのうちと空想を膨らませるだけでも
竿を出してる楽しさはある。
いえいえ決して負け惜しみじゃなくってね。
そりゃー釣れることに越したことはありませんがね。
そんなことで釣行を重ねることになるんです。


