よくよく考えてみると竹本体そのものが食べられるってちょっと変だな。
タラノ芽にしろコシアブラにしろ
その若芽は食べられるが本体は食べる訳にはいかないしね。
たけのこは外側の皮は梅干し入れてしゃぶるぐらいしかないが
(あっ、今の若い人知らないだろな)
中の先端にある皮は軟らかくて食べられる。
近所の方が自分の所で採れたと超掘りたてのを持ってきてくれた。
早速皮を剥いて大鍋で灰汁抜き。
大鍋にたっぷり水を入れ米糖と共に
1万6千キロカロリーのレンジで30分ほど茹で
一番硬い根の部分に竹串がすーっと刺さるようになったら火を止め
そのまま自然に冷やし水に晒せば下ごしらえは出来上がり。
醬油でも味噌でもみりんと共に煮て
山椒の若芽と一緒に食べたらこれはもー応えられない。
春は自然の恵みがおいしくておいしくて。

1時間ばかり前に掘った立派過ぎ

下ごしらえの始めは皮むきから

大鍋に糖と共に

落とし蓋をして茹でる

旨そうに出来上がった
器は野田行作さん漆器


