スパンカーの出番がなく上潮に流されるままの釣り。
それでも船の向きさえ注意してればラインはほぼ真っ直ぐに入る。
そんな状況でも上潮が速く500mぐらいはすぐ流される。
久能沖アマダイポイントはとても広く
いい加減に流していても遊びぐらいにはなるから船頭にとっちゃあ楽な場所だ。
でもこの日のアマダイは渋かった。
Aさん6匹、船頭5匹。
それも中〜小さいのが主でキロ級はお目にかかれなかった。
もっともそうそう釣れないが。
そんな中、空針を高速で巻き上げようと10mほど底を切った時
竿先がガクッときた。
大サバでも掛かったかと抵抗をいなしながら浮かせたのは
食べ頃サイズのサワラだった。
サバと同じくアニサキスの確率が高いから腹わたを直ぐ出す必要がある。
午前中いっぱいやったがあまりぱっとしなかったので昼には沖上がり。

2人分のおかずぐらいは十分賄える。
サワラと一匹の良形アジが刺身で何よりのみやげ。


