互いに持論を展開することは世の常で
今、時の人に位置する近藤 誠医師のガンに対する考え方に
勝俣範文医師が異論を唱えてる。
両者の考え方が対照的に記された新聞を読んで
さてどちらの考え方が一般から支持されるのだろうか。
人それぞれが共鳴する部分が異なるであろうけど当記事の主要部分にもなる
「転移性乳ガンの臨床試験結果」で曲線グラフが示されているが
近藤医師は実線で太く示された曲線は人為的操作があったと見られる。
と言っているのに対し、勝俣医師は臨床試験のデーターは国の立入調査もあり
人為的操作を行える隙はないと主張している。
さて、ここで近藤医師が既に発表してる日本の医療社会の構造を思い浮かべると
医療機関と製薬会社、それに国の関わりそれに外科医との絡みなどを考慮すると
その利害関係から勝俣医師の説には疑問を生ずるがどうだろう。
がんを患っている人もそうでない人も共に深く考えてみることも
価値あることではなかろうか。

このような記事は熟読してしまう。

問題の曲線グラフ。
生存曲線は本来下の点線になると近藤医師の主張。


