一般の方はご存知ないでしょうが少々うんちくを。
印刷業者(以下業者)が郵便会社から購入するハガキは
一般の普通ハガキも含めて業者間で4面付と言われる形状のものになる。
ハガキの大きさは縦148mm×横100mmですがこれが4枚取れる大きさ。
つまり縦296mm×横200mm(A4に近い大きさ)の大きさで印刷し
その後これを4等分に断裁後ユーザーの手元に届く。
もちろん断裁の必要のないハガキも現状で購入し1枚1枚印刷する方法もある。
郵便会社が大手印刷会社に発注してハガキを作成するのだが
この時は4面付の4倍、またはそれ以上のスペースに印刷し
4面付のサイズに断裁する。
大手印刷会社かまたはその下請け会社か
この4面付サイズに断裁する技術が誠に未熟で
寸法の不揃いがほとんどで業者泣かせになる。
つまり4等分しても寸法が揃わない。
高度な精密加工のできる世の中。
紙の断裁すらまともにできない業界ってあるんですね。

4面付ハガキ。
印刷後4等分に断裁して一般のハガキサイズにするのだが
元の4面付の状態が正確なサイズになって無い為
ハガキサイズに断裁した際に不揃いになる。

ハガキサイズにする印刷用断裁機。


