同じ深度でも高周波と低周波では探る広さが違いますね。
従って低周波で捕らえた魚群でも
探る範囲が狭い高周波では見ることができない場合もある。
ところがその範囲の狭い高周波で捕らえた反応でも
それらの反応が船の真下にあるとは限らない。
ちなみに200kHzの高周波でも50m立ちでは直径12mの広さにまで広がる。
この12mぎりぎりの所にいる魚でも
あたかも船の真下にいるが如くモニターに写るからで
これでは一生懸命誘っても喰ってくるはずがないしその方向もわからない。
次から次へと反応が出続けるのなら
魚群の密度も高いわけだからこんな時は入れ喰いになるが
このところそんなおいしいことはめぐり当たらなく
今回の釣行も反応はポツリポツリでそれも1回の潮回り後は霧散してしまい
後はどう探せど見つけることができずコマセ五目はあきらめた。
いくら“上等”のオキアミを撒いても釣れるわけがない。
鯛場も少しは釣れたようだが10時頃には船影も半分になってた。
短いシロギスシーズンが終わってからろくな釣りをしてないなぁーと
Aさん共々ぼやくことしきり。
決して温暖化や海全体の問題とは考えられないことだ。
隣の相模湾や東京湾入口あたりでは例年の如く
羨ましい釣果が報告されてるもの。
やはり海の“扱い方”じゃないのかな。
中深場でアヤメカサゴ、ユメカサゴなどで二人してお茶を濁した一日でした。


