「しばらくはもういいわね」
と、かーちゃん言うので全く在庫のないキスが欲しいと思ってたけど
釣れなければどうしようもないことで諦めてたがAさんが
「そこそこ釣れるようになったみたいよ」
と言うんで、それじゃあとシーズン初の本格キス狙い。
あまりシラス網の入ってなさそうな所で。
富士川沖ほどの良形は望めないが
刺身にも干物にも天ぷらにも程良いのが希望を叶えてくれた。
このぐらいの形だと刺身にする時
血合い骨を取らなくても腹骨をすくだけで食べられるからひと手間省ける。
何だか負け惜しみのようだけど。
この調子だとかなりの量がいけるぞとせっせと釣り上げてたら
何やら怪しいガスが空を覆いだしてきた。
ガスの怖さは何度も経験あるから
君子危うきに何とかで10時過ぎに切り上げてきた。
凪は申し分なく潮も澄んで条件に恵まれたキス釣りが楽しめた。

程々の形揃いで外道もいろいろだった。


