途中山々の新緑も見事で飽きることがない。
前回はエゾシカが多く見られたが全く姿を見せない代わりに
キタキツネが草むらから出てきて車を止めたら道路に座り込んだ。
しかしそれにしても毎日暑い30度近くはある。
湿度が低いから本州ほどの体感温度はないが。
さて滝上町に着き、知り合いの陶芸家を訪ね町と芝桜の公園を散策。
人口3千人で山中の町だが時間がゆったり流れ
こんな所に身を置くと都会生活って一体何なんだと思う。
話には聞いていた芝桜の公園は見事だが、もうそろそろ終盤か。
公園の高台から町全体が見下ろせるのだが
正にジオラマその物といった感じで何とも心温まる眺めだ。
この町は小さいが良いホテルがあり「童話村たきのうえホテル渓谷」。
規模は大きくないが温かみがある。
陶芸家の植村さんと夕食を共にし
刺身の盛り皿がご当人の作で気に入ってしまったのだが
よかったら持ち帰って下さい、と言う。
厚手の大皿で39cmほどの経がある。
ホテルで使ってる皿をいただいてくるなんて初めてのことで
恐縮しながらチェックアウト時フロントでいただいてきた。
この日が道内の最終日でフェリーは
苫小牧東港19時30分発の新日本海フェリーで秋田港まで。
ちょうど一晩寝ると翌朝7時に着く。
東北も新緑の季節だが北海道のそれとは全く違う。
鳥海山は運良く眺められ素晴らしかったし
道内も好天に恵まれ大満足の車旅が終わった。


山全体が新緑




滝上公園の芝桜

街全体がジオラマ風

大雪山系は残雪がある

道端にちょこんと座ったキタキツネ



秋田港からの帰路から鳥海山が見えた

作家の植村さんからいただいたホテルで使用してた大皿。
後ほど刺身を盛り込んでみよう。


