マリーナ近くではせいぜい大きくて25cmほどが良形になるユメカサゴ。
清水の魚屋で一匹400円で売ってたのは
それほど大きくなかったとAさん言ってた。
へぇー、結構な値段だな、と思った。
この魚、場荒れ状態を知る一つの手掛かりになり
荒れてない所では良形が多く釣れる。
生息環境は結構広く100mぐらいから400mの深さにいて
オニカサゴ同様浮き袋が無いように見える腹の中の腹膜は喉から真っ黒。
それでノドグロなんて言うがアカムツと混同してしまう。
身質は少し水分が多いから刺身より昆布締めにした方が良さそう。
刺身も結構旨いけど。
また煮魚にすれば絶品だし焼いてもレモンやスダチを絞って食べれば
これまた上品な味が堪能できる。
つまり優等生の魚。
だからこいつを本命で狙う価値は十分あるように思う。
しかし駿河湾ではアコウやオニカサゴ同様
根絶やし状態になる可能性も十分あるのではないだろか。


