腕の方もその感触を思い出し、これこれこの醍醐味、なんてすっかり蘇ってきた。
こませも使わず飾りっ気も全く使わず
極単純な仕掛けで釣り上げるのは魚と対等の勝負で多少のテクニックは要る。
冷凍物のオキアミに生きてるが如くのアクションを与え喰い気を誘う。
海底から飛び跳ねるような動きにゆらゆら感を織り交ぜたり
或いはゆっくり誘い上げ元に戻したりと手を変え品を変え
さぁ喰え、やれ喰えと竿で誘惑。
ここでぎゅーんと乗ればそーれやったね、なんて大満足感を味わえる。
この魚砂地にいるというのが一般的ですが必ずしもそんなことはない。
結構な荒い根にいたりそのすぐ周辺にいたりで
むしろこんなポイントの方が良形を釣ってる確率が高いように思う。
100m立ち前後で潮が素直なら
60号の重りで手持ち竿が腕も疲れずおもしろさも倍増する。
兎にも角にもこまめな棚取りに尽きるしこれが釣果に出る。

2013年1月1日の富士山

今日もAさん良形で正月早々縁起がいい

相変わらず船頭も800g

正月らしく赤いのばかり
それにしてもヒメコダイは嬉しい子魚


