まな板の前に立つ日常で魚を触る度に
もっと良い方法はなかろうかと無い知恵を絞ることしばしば。
以前に書きましたアマダイの3枚おろしの時の中骨と腹骨の付け根を
はさみで予め切ることもそんなことからのアイディアでした。
他の魚と違って身をおろす時、包丁でこの骨を外すのに難儀し力任せにやると
身がぐちゃぐちゃになってしまうこと経験おありと思います。
今回はアジとサバの薄皮のむき方のアイディアをご紹介します。
一般的には3枚におろし、腹骨をすき薄皮を指でつまんでむきますね。
ところがこの時、腹身の薄い部分は余程慎重にやらないと
身が皮に付いてむけてしまい一番おいしいところを
ロスしてしまうことも経験ありますよね。
これの解決策。
腹わたを取り頭は落として3枚におろす前に背側と腹側にごく浅く包丁を入れ
丸のまま頭寄りの方からむいていくと皮に身が全く付きません。
反対側も同じように。
それから3枚におろし血合い骨を抜きます。
これ中々いいですよ。
やってみてください。


鱗、頭、腹わたを取った状態で包丁先を腹と背に1mmほど入れる


指でつまんでむくと腹身が皮に付いてこない
この後3枚におろして腹骨をすく


