その中の2人はがんになるという程の高確率のがん疾患。
ひと昔前まで想像もしなかったこと。
確たる原因も突き止められないまま進行中。
研究者たちが車や工場の排出ガスやあらゆる食品に含まれる化学物質の調味料。
それに残留農薬がかなり影響しているのではないかと言う。
となると原因は人間が作り出してしまった訳だ。
原発放射能被害と同じになるな。
あてにして良いものなのかどうかの国の安全基準なんて
何だかそっくりな気がするけど。
ひと昔前は肺結核が今のがん同様に恐れられていたが
ストレプトマイシンやリファンピシンなど
効果ある薬の開発によりほぼ消滅した。
がんも数十年後には同様になるらしい。
今生まれた子の老後は安心できるだろう。
がん検診の有効性もいろいろ言われているが疑問点があるらしい。
がんの良性悪性の判断で生検を行うが
この時良性としたものが実は悪性だったり
その正反対だったりと中々難しいようだ。
検診では両方共見つけ出しこの生検に委ねてどうするかを決め
結果的には切らなくて済むものまで取ってしまう結果になり生存率が上がる。
数値だけ見ると大変良い結果にはなる。
肉眼で見えるがんを取ったとする。
これが悪性ならおおよそ他に転移してる確率が高いが良性はそれがない。
もっともがん発生の部分にもよるが。
これらは近藤誠医師が多くの著に示していること。
となるとこういう考えも成り立つ。
つまり悪性なら切っても生存率が低く良性なら切る必要はない。
だったら検診そのものがナンセンスに思えはしまいか。
製薬会社と医療機関、それに例に漏れず政治屋さんの業界、
これらがこんな所でもやっぱりつるんじゃってるのかなぁ。
いやいやこれも本にきちっと書いてあることだけど。
今の我々には悪性にかからないよう願うばかりしか術がなさそうかしら。


