そして現在原爆以上の放射能に多くの人達が脅かされ苦しんでる日々。
為政者の見識と先見性、それに判断力の欠如がいかに重大な結果をもたらすかを
躍如にしめしているではないですか。
戦争末期1945年7月26日連合軍は
日本にポツダム宣言(無条件降伏)を受託するよう促したが
当時の鈴木貫太郎首相はこれを拒否し抗戦続行を決めた。
その9日後と12日後に広島と長崎に原爆が投下され
両市の20万人近くの尊い命を失うことになる。
そして次は東京に落とされる可能性の恐怖におののき
たまりかねた鈴木貫太郎首相は取るものも取り敢えず
ポツダム宣言を受け入れざるを得ず終戦を迎えることになる。
この経緯を顧みると鈴木首相自身の判断の誤りは元より
そのブレーントラストに世界情勢が読め
現状を把握しうる人物が一人もいなかった悲劇がある。
このようなことから20万人もの命を失う結果を招いてしまった。
政治はその結果で評価されると言われる最もたるケースだ。
一方前政権の自民党が国策として押し進めてきた原発によるエネルギー政策。
この狭い日本に54基もの危険極まりない施設を作り続けてきた結果が
今恐ろしいことになっている。
しかも今の民主党までもが相乗りして。
しかしこれは判断の誤りというよりも利権絡みの方が大きいから始末が悪い。
原発安全々々と言っているがどこかの知事サンは原発の隣に住めますか。
政治絡み利権絡みで人々の命を軽んじいるからどうしようもない。
広島、長崎、そして福島とその広範囲。
もう放射能は懲り懲り。
3度も核の恐怖におののいたのは日本人だけですからね。
今後は真の“政治家”を選出するためにも
35%の棄権票の皆さん投票に行こうではありませんか。
ほんの僅かでもましな社会をつくる為にも。
少なくとも新聞記事が気の滅入ることばかりでは
なくなるような世の中になったらいいですね。
見識と優れた先見性と判断力を持ち合わせた政治家の出現を願うばかりです。


