ちょうど今頃5月だったな。
あの頃は全部天然物で稚貝を撒いたりせず料金の徴収なんてこともなかった。
先日スーパーで買ってきたアサリを酒蒸しにしたら
何と身がこれでもかと言わんばかりにみっしり入ってた。
当然旨かった。
これを食べる時いつも思うのだが2本ある小さな貝柱を
箸でこそげ取ろうとするのだが
頑としてへばり付いて外せなくすっきりしないのだが
これを吸い物にするといとも簡単に取ることができることの不思議。
ところでスーパーで買うのも時の運次第で
何日もパック詰めにしてあるのは身が痩せてしまって旨くない。
タイミング良く産地から入ったばかりなのは今回のように良いものが買える。
観光地の食事処で水槽に生かしてある魚や貝は日数が経つと身が痩せこけて
生きてることは確かだが全く旨くないのと同じね。
今の時季目ざとく良い貝類を見つけてきておいしく食べるといいですね。

身がぎっしり詰まったアサリの酒蒸し。
皿は三上 亮さん作陶。



