その後ろには1,400m〜1,800m級の山々が連なる朝日山地。
村上藩の城下町として栄え今も優雅で落ち着いた街並みは魅力に満ちている。
人情も豊かで上品な人柄は親しみを感じるが閉鎖性も強い。
あるところまでは心を開いてくれるがそこから先は中々踏み込ませてくれない
地方都市の特性は例外ではない。
ところが年月をかけ数え切れないほど通えば閉鎖性の壁を取り払って心を開き
とことん心を許してくれるようになり
準村上人だなんて言われるようにもなるし友人知人も多くでき歓迎してくれる。
三面川(みおもてがわ)は鮭の塩引鮭で知られ
時期になると各家庭で作られ軒下に沢山吊した塩引鮭が名物だ。
友人の一人が作るがこれは滅法旨い。
沖釣りをするようになってからは
年に一度か二度の山菜採りぐらいになってしまったが
地元人しか知らない秘密の場所へ案内してもらったりで山遊びも楽しい。
一方友人のボートで日本海に出ての釣りや海からの授かりものを
採取する楽しい遊びもできる。
昔は東北道を郡山まで行き国道49号線と7号線で8〜9時間も要したが
今では圏央道から高速に乗れば村上までつながって6時間ほどで着く。
村上は一度行かれるといいですよ。
旨い物も食べられるし。

雨のJR村上駅。

街ご自慢のお城山。
昔山頂に村上城があって今は石垣のみになってしまった。
鉄筋コンクリートで再建するような話があったらしいが
そんなことしない方が良いよ思うのだが・・・。


小高い山裾は街並みまで迫る。



街並み三景



