2012年04月27日

車で行く四国4県(3)〜 奥祖谷のモノレール

四国の地図見てくださいな。
とんでもない山奥にとんでもない施設。
奥祖谷(おくいや)は平家の落武者が住み着いたという伝説が伝わる所で
なる程さもありなんと言うほどの超山奥。
例によって四国の道路標識の不親切さに翻弄されながら。

宿泊した香南市のホテルを朝8時少し前に出て
高知自動車道で大豊インターまで。
国道32号線から途中439号線に入りいよいよはんぱじゃない山奥へ。

30kmほど先の京柱峠まで小さな集落があるが案内板は全くない。
あっても地元民しか知らない地名ばかりで
国道はランクル1台ぎりぎりの所が多く
上り坂ばかりで燃料計は見る見るうちに下がってきて
これなら補給しておくんだったと思っても後の祭り。

余りにも京柱峠に辿り着かないので人に聞こうと思ってもとにかく人がいない。
集落にも。
ひっそりしちゃって。

やっと一人のおばあちゃんが道脇にいたので、峠はまだだろかと聞いたら

  「ほら、あそこにうっすら見えるでしょう」

と遙か彼方を指さして教えてくれた。
トホホ、まだまだこの細いつづら折りをあんな所まで走るのかと気が滅入る。

おばあちゃん曰く

  「ここは奥深い四国山地の背中でねぇ
   モノレールのことは聞いたことあるけど
   ここから出たことないからねぇ」と。

でも方向は間違いないのでひと安心。
でもね、こういった所で土地の人の話がほんの少しでも聞けるってことは
正に車旅の魅力の一つだ。

難行苦行の末、やっと目的地に辿り着いた。
モノレールはそこにあった。
カブト虫の角が付いた前後二人乗り。

時計を見たら11時近く。
何と2時間半も時速20kmも出せない山路を走ったわけだ。

あーくたびれた。

さてモノレールにと駅舎に入ったら
電磁波の為、ペースメーカー使用者は乗れないと言うではないか。
仕方なくかーちゃんを下に置いて一人で乗り込む。
今日初めての客で30台ある中の1番車に。

ガッガッガッと走り出した。
出発点の標高790m、頂上1,380m、
その差590mを昇り降りする全長4,6kmのモノラック。
1時間と少しの乗車だから人の歩く速さと同じ様なもの。

ハリギリ、コシアブラなどの一級の山菜の木もまだ芽が出てなく
今の時季は枯木林の中を通るだけだが
新緑が芽吹くもう少し後や紅葉の頃は見事だろうと思う。

下で1時間待ってたかーちゃんも駅舎の隣にある
いやしの温泉ホテル三嶺で親切なスタッフにコーヒーなどいただき
退屈しないで済んだようだ。


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集落の間ランクルはギリギリで。


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これ国道439号。まるで農道ですよ。
人っ子一人もいない。


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やっと着いた。
駅名なんてありません。シンプルに駅舎。


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1時間10分かかるからトイレへ行けと。


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1号車に乗る。


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いよいよ出発。緑色はカブト虫の角。


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このあたりは往復のモノラック。


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これは単線になった。


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延々と昇る。


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林の中をまだ昇る。


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頂上標高1,380m。


012.jpg
下りになる。


013.jpg
駅舎に帰ってきた。
お客がいないので手持ちぶたさな駅員。

ところでこの施設、2006年開業で総工費2億8400万円だと。
このモノラックとかいうレールだが10cm角ほどしかなく
裏側がラックピニオン式で歯車が噛んでるがどうして横に倒れないんだろ。
いくら見ても不思議だ。

12月〜3月は冬期休業とのこと。


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posted by ダボさん at 01:13 | 神奈川 ☔ | 【旅】−旅行記−四国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする