それに元気ってぇーもんがあるのか。
アマダイを見てみろ、2段引きや3段引きがあるし。
オニカサゴだって海面までゴンゴン強烈に引っ張る。
あの小さなシロギスだって最後まで抵抗あきらめないだろ。
それに引き替えお前は初めの針掛かりした時だけ申し訳程度に引っ張るだけで
後は濡れ雑巾みたいにただぼさーっと上がってくるだけじゃないか。
がたいばかりでかくて釣り師を少しは楽しませたらどうなんだ、まったく。
これね、アカイサキのことなんです。
まだアマダイだめだろかと試し釣りしてたら
アカイサキの群れに当たって釣りまくった。
でも釣ってもおもしろくない。
何しろでかい個体でも引かないんだもん。
ただ狙って釣れる魚ではないので釣れるうちにとせっせと2人してやってたが。
Aさんが
「もうクーラーいっぱいだから止めよう」
なんて言い出すくらい釣れまくり。
11時過ぎには上がってきた。
以前に石花海の根回りでアカイサキを沢山釣ったが
三保沖の砂地に群れてたのには少々以外だった。
もっと小さければ観賞魚にでもなるような派手な色合いだが
何にして食べても旨い魚。新鮮ならね。
でもあんな場所にいる魚ではないんだがなぁ。
それとね、アマダイはまだまだ芳しくない。
2人が苦労して全神経を集中させて、それぞれ2〜3匹だもの。
水温は14度台にはなっているのだが。
遊漁船で言うと船中七匹。
これじゃ本格的には狙えないな。

Aさん苦労の末。

船頭も同じく。

釣果の一部。赤い魚の盛り合わせ。
アカイサキ、アマダイ、アヤメカサゴ。



