鴨宮(かものみや)という駅があって、その北東に大型スーパーが3軒ある。
ロビンソン百貨店、イトーヨーカドー、小田原シティモールが主だった店舗だ。
主だったと書いたのはこの他にも一般のスーパーが2軒あり
人の流れが小田原市街からこちらの方に変わってしまった。
これらの店舗ができる前は小田原市街は活況を呈していた。
当時大型のロビンソンが市街地に進出する話があったらしいのだが
地元商店組合の猛反対にあい現在の場所に落ち着いたということだ。
商店組合にしてみればお客を取られてしまう危惧があったのだろうけど
現状をみると失敗だったようだ。
お客を取られるどうのこうの問題ではなく
とにかく人の流れが完全に変わってしまったのだ。
休日でも小田原の街はどこも閑散として
駅直結の地下商店街まで閉鎖する羽目になってしまった。
元の小田原駅周辺の活況を呈していた時を知る者にとっては信じられない光景だ。
記事の本題はこれからです。
先に書いた鴨宮は足柄平野の一角にあるのだが
この足柄平野、広さが114.09平方キロ。
分かりやすく距離で記すと相模湾に面した間口約4km。
大井松田インターあたりまでの奥行き約12km。
たったこれだけの広さなのです。
平野とは言い難いほど狭い平地です。
ところでこの狭い狭い平野にスーパーマーケットが
何と20軒近くひしめき合っているのです。
信じられないでしょ。
これでも地域人口数とイコールなのでしょうね。
だから主婦は今日はあっち、次はこっち、
まさにあっちこっち自由気ままにスーパーを選択できる幸せがあるようですよ。



