2011年05月15日

殺処分

テレビはほとんど見ないがニュースの延長上で乳牛の殺処分を伝えていた。

搾乳農家が家族同様に接してきた牛の乳から放射能が検出された。

牛乳の廃棄処分と牛自体を殺処分するとかで
何頭もの牛が大型トラックの荷台に押し込まれ処分場に運ばれていくのを
そこの奥さんが大粒の涙を流しながら永遠の別れに立たされている。
ドラマの涙ではなく現実のやり切れない悲しみの涙だ。
こちらも目頭が熱くなってきた。

小さい牛から手塩をかけ育て上げ、一緒に家族同様の生活を共にし
生活の糧になる乳が採取できるようになった。

そんな時、「はい、お宅の牛は殺処分ですよ」と言われたのだから
これはたまったものではない。

この場面を電力会社のおえらいさんが見てたらどう感ずるのだろう。
そのおえらいさんの中にはペットを飼ってる人もいるだろうけど
それが今、殺処分場へ連れて行かれるということになったらどう思うのか。

牛はペットとは違い生活の糧を生み出してくれる大きな動物だし
ペット以上の思い入れもあるはずだ。
慈しんでも慈しんでもあり余るものがあるはずだ。

この大きすぎる原発事故の中ではほんの小さな出来事だろうけど
搾乳農家の当事者としてはこれ程大きな悲しみはないだろう。

このような理不尽を突きつけられた人達が大勢いるはずだ。
今までの行政が未熟だったからに他ならない。

ロシアに対して北方領土の対応が未熟だったと
アメリカに指摘されているのと同様に。


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posted by ダボさん at 09:15 | 神奈川 | 【燃】−原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする